新築・注文住宅 通気断熱WB工法

通気断熱WB工法とは?
WB工法(ウォールブレス工法)は、建物の中に「自然な通気性」と「高い断熱性」を両立させることを目的とした建築工法です。この工法の最大の特徴は、家そのものが「呼吸する」ように設計されていることです。
従来の住宅では、気密性を重視するあまり、家の中の空気がこもりやすくなったり、湿気が溜まったりすることが問題でした。しかし、WB工法では壁や構造自体が湿気を吸収したり放出したりするため、快適な住環境が維持されます。


WB工法 4つの特徴
1. 壁の中の通気性

WB工法の基本となるのが「壁の中を通る空気の流れ」です。外壁と内壁の間には通気層が設けられており、この層が外部の空気を取り込み、家全体に自然な通気をもたらします。この仕組みにより、湿気や熱気が壁の中にこもることを防ぎ、家全体の空気が常に新鮮な状態に保たれます。 さらに、夏場のように気温が高く湿度が高い時期でも、壁の中を流れる空気が湿気を外部に排出する役割を果たします。これにより、結露やカビの発生を抑えることができ、建物自体の耐久性も向上します。
2. 気温に反応する形状記憶合金

WB工法では、特許技術である形状記憶合金を使用しています。この合金は、気温によって開閉する仕組みを持ち、家の通気性を最適化します。具体的には、夏の暑い時期には通気口が自動的に開き、涼しい風を取り込みます。一方、冬場の寒い時期には通気口が閉じることで、家の中の暖かさを保ちます。 この「自動調節機能」により、季節ごとにエネルギー効率の良い住まいを実現できます。つまり、エアコンや暖房器具に頼る回数が減り、光熱費の削減にもつながります。
3. 気密性と断熱性

通気性を重視しつつも、気密性と断熱性を確保するのがWB工法の素晴らしい点です。家の隙間を極力減らし、外気の侵入を防ぐ一方で、断熱材を使用することで室内の温度を安定させます。 特に寒冷地では、気密性と断熱性が住宅の快適性に直結します。WB工法なら、寒い冬でも家全体が暖かく保たれ、過剰な暖房が不要です。このような設計は、家族全員が快適に過ごせるだけでなく、環境にも優しい住まいを実現します。
4. 湿気を通す壁

日本の気候は、梅雨や夏の高湿度が特徴です。この湿気が住宅に与える影響を軽減するため、WB工法では「湿気を通す壁」が採用されています。特殊な素材を使用した壁材が、室内の余分な湿気を外部に放出し、乾燥した空気を室内に取り込みます。 これにより、室内の湿度が常に快適なレベルに保たれるため、カビやダニの発生を抑えることが可能です。アレルギー体質の方や、小さなお子様がいる家庭には大きなメリットとなるでしょう。
注文住宅の流れ
1. 初回相談・ヒアリング

2. 土地探しと現地確認

3. プランニングと設計

4. 資金計画とローンの手続き

5. 建築確認申請と施工準備

6. 施工開始と工事監理

7. 完成・引き渡し

8. アフターメンテナンスと住み心地の確認

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